佐渡の巨木杉は数百年という時間が流れていて、まるでタイムスリップした別世界の森であった。
地元の環境保全をされているボランティアの方の道案内で、感動の大世界を目の当たりにした。
沖縄の屋久杉は写真で見たことがあるが、まさにその杉のイメージがドーンときた。
昨日は雨で、カッパを着て暗くうっそうとした林の中を歩き続けた。
途中、巨木は点在している。
案内の方が、
「この先は急な斜面となっていて、ロープにしっかりつかまり降りて来て下さい。
滑りやすいので、充分気を付けて下さい。」と、
霧も立ち込め、風もあり、私にとっては少し怖ささえ感じた。
下に降りたらそこは平坦な森だった。
少し歩くと巨木杉達が平然と何事もなかったかの様に立ちそびえていた。
思わず、「トトロの森だ!!」と声を出した。
神秘的で幻想的な風景で、木の持つエネルギーの強さ、静かに耐え続ける年月の力強さを肌で感じ、木に話しかけたくなる想いになった。
案内の方が、
「少人数で入山するのがいいんです。木のパワーとバランスが取れるから。
多勢だと人間のパワーが強まり、自然と対話しにくくなる。」
と言っていた言葉がとてもうなずけた。
たまたま11月1日の朝日新聞にその原生林の無断伐採の記事が載っていた。心が痛む。
入山する人のマナー、ルールを求めたい。







